2017年3月25日
レデューサ追加時の、被写体と対物レンズとセンサの距離


レンズに詳しい方に教わりました。ただ、私は内容を理解できていません。
このように考えるそうです。
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a1 : レデューサからセンサ
b1 : レデューサから謎の点までの距離
a2 : 対物レンズから謎の点までの距離
b2 : 被写体から対物レンズ
D : 対物レンズからレデューサ。ドロチューブである程度可変。
D1 : 対物レンズから鏡筒端(290mm)
D2 : 鏡筒端からレデューサ
全て単位は、[mm]

a1=124mm (EF28-80mm3.5-5.6V USM使用時)
f2=330mm (AC3)
b1=-198.64
D1=290mm
|a1+b1|=75mm

まず、レデューサのf2よりb1を求める。謎の点?(ここがわからない)
1/a1+1/b1=1/f2
Dは既知なので、a2が求まる。
あとは、1/a2+1/b2=1/f1 により、被写体と対物レンズの距離とa2の関係がわかる。

表にすると、こんな感じです。
D2を21.4以下にするとb2が負になるので、測定誤差やレンズ厚未考慮の影響がでていると思います。

対物レンズから
センサ
被写体から
対物レンズ
寸法・距離測定
D2 D = D1+D2 f1 a2 D+a1 b2
21.0 311 510 509.64 435 -723552 434 (3026000)
23.0 313 510 511.64 437 159032
25.0 315 510 513.64 439 71951
27.0 317 510 515.64 441 46621
29.0 319 510 517.64 443 34551
31.0 321 510 519.64 445 27489
33.0 323 510 521.64 447 22854
35.0 325 510 523.64 449 19578
37.0 327 510 525.64 451 17140
39.0 329 510 527.64 453 15254
41.0 331 510 529.64 455 13753
43.0 333 510 531.64 457 12529
45.0 335 510 533.64 459 11512
47.0 337 510 535.64 461 10654
49.0 339 510 537.64 463 9920
51.0 341 510 539.64 465 9285
53.0 343 510 541.64 467 8730 467 (8640)
55.0 345 510 543.64 469 8242
57.0 347 510 545.64 471 7808
59.0 349 510 547.64 473 7420
61.0 351 510 549.64 475 7071
63.0 353 510 551.64 477 6756
65.0 355 510 553.64 479 6470
67.0 357 510 555.64 481 6209
69.0 359 510 557.64 483 5970
71.0 361 510 559.64 485 5750 485 (5540)
エクセルファイル


グラフにするとこんなかんじ
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これは、各部の長さを測ったときのメモです。
上の表の一番右に入れてみましたが、被写体までの距離が近い場合は結構一致しています。
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対物レンズの位置から鏡筒の端までの距離は、290mm。
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レデューサ(AC3)からマウント面までは、84mm
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CanonのEFマウントのフランジバック(マウント面からセンサまで)は44mm。
従って、レデューサ(AC3)からセンサまでは、84+44=124mmとなります。

ドロチューブを最大に伸ばすと、鏡筒端からセンサ位置まで 195mm
被写体から対物レンズまで 5.54m
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鏡筒端からセンサ位置まで 177mm
被写体から対物レンズまで 8.64m
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鏡筒端からセンサ位置まで 195mm
隣の駅の近くのビルにピントを合わせていました。
地図webでの測定だと、3026m
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レデューサをAC2にしても、この計算方法が実態と一致するかどうかは、 確かめていません。


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