デジカメの重さが140gもあるのですが、今のT-REXなら十分なパワーがありそうな
感触なので、飛び上がってゆっくりした旋回程度なら出来そうです。
デジカメのT-REXへの取り付けは、輪ゴムを使いました。
飛び上がる前はデジカメが地面についていますが、飛び上がると輪ゴムで
引っかけたところを軸にしてデジカメが垂直方向に下がってきます。
スキッドに丸棒を橋渡ししておいて、これでデジカメが完全に垂直になるのを
途中で止まるようにします。
水平よりおよそ20度くらい下向きを、デジカメが撮影するようになります。
携帯のカメラでデジカメ取り付け部の写真を撮りました。
飛行中はつっかえ棒によりデジカメが水平にならず、若干下側に向きます。
前から見るとこんな感じです。輪ゴム4本でカメラ本体をぶら下げています。
着陸しているときは、このようにデジカメが移動して、
スキッドがきちんと地面につくようになります。
最初にデジカメが地面に着くので、ハードランディングは厳禁です。
使ったデジカメは、コニカミノルタ製DiMAGE-Xgです。数年前のモデルなので
動画性能はQVGA(320x240)、30fpsです。
動画ファイルは削除しました。
デジカメをぶらさげての飛行は、やはり重たいです。
ホバリングではあまりわからないのですが、上空を飛ばしていて旋回途中で
速度が低下したときにストーンと高度が下がってしまいます。
多分、普段もこのようなときはスロットを上げていると思うのですが、
やはり140gの重量追加があるとそれなりのパワーを入れてあげないと
浮きません。
直線飛行や旋回は動き始めてしまえば普段通りです。
加速するときや減速するときは、大分重たいと感じました。
スキッドの間にデジカメがぶら下がっているので、スケールボディに見慣れていると
少し不恰好です。
アンテナ線をキャノピーの上側に這わしておいたのですが、飛ばしていたら振動で
途中から下りてきてしまい、画面上部に映ってしまいました。
撮影した動画は、普段見ることができない空からの視点での映像だったのでとても新鮮です。
少し高いところからダイブ気味に下降し速度を上げるところは、ジェットコースターのような
映像になっています。
旋回時の映像がぶれているのは、送信機のスティックの操作がそのまま現れているようです。
下から機体を見ているのと、実際に機体がどのような動きをしているのかの差がわかって
面白いです。
操縦している時は結構遠くまで飛ばしているつもりなのですが、機体からの映像だと
なんだか自分からあまり遠くに離れていませんでした。もう少し距離が離れたところからの
映像も見てみたいのですが、これ以上遠くに飛ばすと機体の姿勢がわからなくなる危険が
あります。450クラスだと自分からあまり遠くに離して飛ばすのは難しいですね。
CellMeterで電池の残量を測ってもらったら、
約3分間の飛行で、3セル2100mAhのリポが残量75%でした。
特別な装備も無しに上空からの映像がとれて楽しめましたので、またやってみようと思います。