HOME



2007/12/31

面白い部品があったので、何かに使えないかと考えてみました。
秋月電子通商で売っていた これです。 サンプリング周波数にもよりますが、最大で60秒、8個のメッセージを録音でき、任意の順番で再生ができます。
こちらは つづりを入力すると、その通りに話してくれるページです。
適当な音声のファイルをダウンロードしておき、APR9600に録音しておけば、 英語のメッセージを再生することができます。 送信機には1分毎に異なるピー音のするブザーを組み込んであるのですが、 これを音声メッセージに替えることにしました。 まずは説明書の通りにコンデンサマイクでPCの再生音声を録音しようとすると、 再生時の音量が小さすぎてうまくありませんでした。 そこでAPR9600のAnalogInputにPCのLINEOUTを接続したところ、 適度な音量で再生ができるレベルになりました。 メッセージは、次のようにしました。
1分経過時 one minutes passed
2分経過時 two minutes passed
3分経過時 three minutes passed
4分経過時 four minutes passed
5分経過時 five minutes passed
6分経過後20秒毎 Bingo, Bingo
HOLD-SWITCH解除時 TakeOff


左から、ブレッドボードでの実験中、組み立て後の動作確認、送信機に組み込んだところ、 スピーカーの取り付け位置です。

kowaza26.jpg kowaza27.jpg kowaza28.jpg kowaza29.jpg

小さく作ったのですが、それでも送信機に入れるにはぎりぎりの大きさでした。 スピーカー取り付け部は、筐体の内側のみに2mmドリルで10個ほどの穴をあけて 音声が外側に伝わるようにしてあります。スピーカーの振動で筐体が共振するようで、 スピーカー単体より大分大きく聞こえます。若干”サー”というノイズ音があるのですが、 無線のスケルチが切れたような雰囲気で、良い感じです。
ホールドスイッチを解除したときの音声
回路図(再生用)
16F648A用 Cソース
16F648A用 HEXファイル


2008.1.11
ホールドスイッチの解除時だけでなく、ホールドに入れたときも音声が再生されてしまうことがありました。 PICのプログラムはスイッチのチャタリングを全く考慮していなかったので、 スイッチの部分に4.7uFのコンデンサを付け、波形の方をおとなしくさせて、対策完了です。

kowaza30.jpg



HOME